昨夜の続きを少しkwsk。
まずは、MailPoetというのは、
ステップメール配信(メールマガジン配信)ができるWordpressのプラグインで、
無料版では、2,000件までの読者にメール配信が行えるものだ。
http://www.mailpoet.com/
上記は英語のサイトだけど、プラグイン自体は日本語化されている。
これを使うとWordpressで作ったページに
メールマガジンへの登録、解除フォームを設置したり、
配信したメールマガジンのバックナンバーも一覧表示で簡単に設定できる。
何よりもメール送信の設定機能が優れていて、
例えば、gmailのメールアドレスの設定で送ったり、
他のSMTPサーバーの設定で送信できる。
しかも、時間あたりに配信できるメール数を設定することもできる。
例えば、さくらインターネットの場合、次のような制限があるようだ。
250通/15分
携帯メールアドレスへの配信だと500通を1度に配信すると
メールサーバーの迷惑メール検閲にひっかかるような話も聞いたことがある。
ちなみに現在の私のテスト環境では、100通/15分で設定している。
もしも、あなたがさくらインターネットを使って
メール送信するときはSPFがPassするように設定しておこう。
これも相手へのメールの不達をなくしたり、
迷惑メールに振り分けられることを防ぐためのポイント。
SPFは、さくらインターネットだと、ドメイン設定のコーナーでできる。
それから、さくらインターネットでは、コントロールパネルにログインして、
cronの設定を行うことになる。
この件については、mailpoetの本家サイトのcron設定の説明ページをまずご覧あれ。
https://support.mailpoet.com/knowledgebase/configure-cron-job/
私も最初、上記サイトをもとに、さくらインターネットでcronを設定したのだが、
ただ記載通りに設定しても動かず・・・3日くらい悩んだ。
しかし、コマンドの記述を変更したら、
すんなり配信できるようになった。
wgetコマンドを少し工夫して使ってみたのだ。
もともとはダウンロードやアップロードを行うコマンドらしい。
ちなみに設定の際は、wgetコマンドへの絶対パスを入力する必要がある。
ポイントは、urlをシングルコーテーションで囲むこと。
cronを使うと、postmasterに実行結果がメールで送られてくるのだが、
それもコマンドの記述でメールを配信しないように設定できたので、
コマンドの後でも前でもいいんだけど、-qと -O -のコマンドを追加してみた。
さらに、1> dev/nullも追加。
このおまじないを書いておくと、不要なメールがメールサーバーに蓄積されない。
ちなみにテスト時は、cronを5分毎に動かしているが、
5分で1回ということは、
1時間で12回、
24時間(1日)で288回の
配信記録メール(log)が溜まる計算となる。
でも、配信記録を残したいならメールが届くようにするか、
サーバーにlogを保存させてもいいかもしれない。
さくらインターネットのcronで5分毎に動かすと、
多少のズレはあるものの
予約した配信時間にほぼ動いてくれる。
今のところイイ感じだ。
そういえば、Cronを設定するとき、
さくらインターネットのコンパネには、こう書いてある。
「CRON機能は【上級者向け】です。
CRONの設定を誤った場合、思わぬ負荷をサーバに与えることになります。
必要がなければ変更しないでください。 」と。
Oh!! 上級者向けだったのか!?
しかも、設定を誤るとサーバーに負荷を与えるとな。
なるほど、それは恐ろしい。
以前、mailfilterの誤設定をしてしまい、
サーバーに、瞬時にものすごい量のエラーメールが溜まっていったのを思い出す。
あのときは、本当に焦った。
負荷が怖くてインターネットでcronの設定ができないときは、
Set Cron jobサイトで設定してみてはどうか?
https://www.setcronjob.com/
これもmailpoetのcron設定のページに記載されているので、
先ほど紹介したサイトを確認してほしい。
https://support.mailpoet.com/knowledgebase/configure-cron-job/
このサイトも実際に検証してみたが、動作はOKだった。
サービスに登録するだけで無料で使えるようになる。
ただし、無料の場合、配信時間等は制限されるようなので、
使用する場合は、機能等をチェックされたし。